熱中症に注意。

 

国土第一警備保障株式会社 須崎営業所です。

先週、高知県も梅雨明けし、気温が高く日差しの強い日が続きます。喉の乾きを感じる前に、こまめな水分補給と水分の吸収を助ける塩分の摂取を行うことで熱中症の予防となります。また、寝不足や前日のアルコール類の飲み過ぎ等は、熱中症を発症しやすくなります。水分・塩分の補給と同時に、生活習慣の改善を行うことで熱中症予防となります。

熱中症は、屋外・屋内・時間を問わず発症し、高温や多湿の影響で体温調節機能が支障をきたすことが原因です。気温が高くとも湿度が低ければ汗をかくことによって体温を下げることができます。これが人間の体に備わっている体温調節機能です。

寝不足になると自律神経が乱れ、体の循環、呼吸、発汗、体温調整、代謝などの生命を維持するために欠かせない機能が正常に働かなくなります。また、アルコールは利尿作用が強く、飲んだ分以上の水分を排出してしまい脱水症状に陥ります。さらに体内では肝臓でアルコールを分解する際多量の水分が必要となるため、これにより生理的にも脱水症状となります。

熱中症予防の大前提は、しっかりと水分を補給することと適度な塩分の摂取です。その上で、発汗時などに失われたビタミンやミネラルを摂取することになりますが、とくに意識的に摂取したい栄養素が「カリウム」「マグネシウム」「ビタミンB1」です。カリウムは体内の水分保持、マグネシウムは体温や血圧の調整、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え疲労回復に効果があります。

熱中症対策にピッタリな料理として「鰻重」「冷しゃぶサラダ」「ポークカレー」をおすすめします。上記の食材には、ビタミンB1・たんぱく質のほかに、亜鉛やカルシウム、DHA、必須アミノ酸、カリウムやミネラルがバランスよく含まれています。必要な栄養素はサプリメントなどでも摂取できますが、せっかくならば食べ物で美味しく摂取して体も心も元気にしたいものですね。

熱中症を知ることで更に有効な対策を行うことが大切ですが、対策や予防を過信せず、少しでも異常を感じたり、現場で一緒に従事する警備士さんの違和感を察知したときは無理をせず休憩を取り、必ず連絡をしてください。熱中症対策・予防も大事ですが、早期発見・早期処置も大切です。