高知自動車道ワイヤーロープ。

 

高速道路での対面通行となる暫定2車線区間で、対向車線への飛び出しを防止するワイヤーロープの設置が、高知県を横断する高知自動車道でも進んでいます。

ワイヤーロープを設置した区間では、対向車線へ飛び出すことによる重大事故が激減し大きな効果をあげており、高い飛び出し防止効果を発揮しています。

しかしながら、ワイヤーロープへの接触事故は発生しております。統計によると、ワイヤーロープへの接触事故における車両の損害程度は、「自走不可」が約8割にのぼるといい、特に右カーブの区間で事故が多いそうです。

ひとたび、ワイヤーロープへの接触事故が起こると、事故処理やワイヤーロープの点検及び交換などの復旧作業が行われ、高速道路の事故発生区間近接のインターチェンジは上下線とも通行止めとなります。

高知自動車道 須崎東IC~四万十町中央ICまでの区間の緊急対応を受け持つ須崎営業所での、事故対応時の平均通行止め時間は、約3時間となっており、事故発生時から考えると、4~5時間の通行止めとなります。

ドライバーの皆様、安全運転をお願い致します。